安心して出産・子育てできるよう相談事業充実

山形村では、すべての妊娠・子育て家庭が安心して出産・子育てできるよう、切れ目のない支援を行い、いつでも気軽に「相談」できるような体制を整えています。

相談は助産師による妊婦相談に始まり、母乳相談、子どもの発達や栄養などの育児相談、子育て中の保護者自身の悩み相談、さらには子ども自身や地域の方からの相談まで、広く受け付けています。窓口は令和7年度に設置された「こども家庭センター」です。

顔の見える距離感で、子育ての不安を解消

相談対応にあたる保健師は、さまざまな事業や必要な支援の紹介に加え、妊娠、子育てをサポートする関係機関などとも連携を深め、橋渡しも行っています。

保健師の仁科茉莉佳さんは、「現在は核家族も多いため、気軽に相談できる相手がいない場合もあるかと思います。山形村は小さな村なので、保健師からはお子さんもお母さんもすべて顔が見えており、気軽にお声掛けできるのが魅力の一つだと考えています。でも、いざ困りごとがあったときにも、電話、訪問、来所など、ご自身に合ったスタイルで相談できる体制を整えています。これからも、お母さんが不安を感じないよう、さらに力を入れて支援していきます。インターネットではなく、私たちを頼ってください」とおっしゃっています。

保健師と管理栄養士が対応する「赤ちゃんちびっこ相談」

定期的な相談会は、妊娠期から始まり、子どもの成長に応じて開催しています。村の子育て相談の拠点となる保健福祉センターいちいの里で、月に1回開催する「赤ちゃんちびっこ相談」にお邪魔しました。

対象は入園前の乳幼児とその保護者で、健診後のフォローも兼ねています。保健師と管理栄養士が、育児に関する悩み全般はもちろん、子どもの発育や発達・栄養などの相談に個別に対応します。

まずは身体測定をし、その後子どもの様子を見ながら、立ったり座ったりそれぞれのスタイルで相談です。

会場は広々としており、他の相談者さんとの距離もしっかり取れます。

お子さんも遊びながら、動きながらとゆったりとした雰囲気で、和やかにおしゃべりする様子が見られました。

参加したお母さんは、「何回も参加していて、今日は離乳食のことを相談しました。そのたびに一人で悩むより、専門家に相談できるのが心強く、前向きな気持ちになれます」と安堵の表情を浮かべていました。

予約不要で、いつでも気軽に相談できる拠点を整備

自由に遊べるプレイルームを備え、子育て中の親子が遊び、交流できる「子育て支援センターすくすく」(開館時間:9:00~12:00、13:00~16:00 ※土日祝日はお休み)も、気軽な相談を受けられる拠点の一つです。

すくすくには保育士が複数名常駐しているため、いつでも相談が可能な上、必要に応じて一時的に子どもを保育し、別室で相談することも可能です。さらに今年度から週に1回、すくすくに保健師の在所日を設け(保健師在所日は、センター毎月発行の「すくすくだより」(村ホームページにも掲載)をご確認ください)、遊びに行きがてら、より専門的な相談もできるようになりました。

気軽に通えて相談できる場があることが、より安心な子育てにつながりそうです。

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※この取材は、令和8年(2026年)9月15日に行われました。最新の情報は、公式HP等で確認ください。